上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

物を掴んで持ち上げる動作やタオルを絞る動作をすると、肘の外側から前腕にかけて痛みが出ます。多くの場合、安静時の痛みはありません。

 

中年以降のテニスをしている方に多いことから「テニス肘」とも呼ばれています。

 

一般的には、年齢とともに肘の腱が痛んで起こります。病態や原因については十分には分かっていませんが、主に短橈側手根伸筋の起始部が肘外側で障害されて生じると考えられています。 この短橈側手根伸筋は手首(手関節)を伸ばす働きをしています。

 

当院では

  1. Thomsenテスト

検者は手首(手関節)を曲げるようにして、患者様には肘を伸ばしたまま検者の力に抵抗して手首(手関節)を伸ばしてもらう。

 

  1. Chairテスト

患者様に肘を伸ばしたまま手で椅子を持ち上げてもらう。

 

  1. 中指伸展テスト

検者が中指を上から押さえるのに抵抗して、患者様に肘を伸ばしたまま中指を伸ばしてもらう。

 

を実施して、類似疾患との鑑別をいたします。

 

原因となる筋肉に電気を当てて回復を促し、ストレッチやマッサージで痛みの緩和をしていきます。上記のような症状が少しでもございましたら、お気軽に当院にご相談ください。

 

なかむら整骨院 寺田町院