
「椎間板」とは、脊椎(背骨)の24個の骨と骨の間にあるクッションのことです。
椎間板の中には髄核という組織があり、それが何らかの原因で飛び出た症状を「椎間板ヘルニア」といいます。
椎間板には頚椎(けいつい)、胸椎(きょうつい)、腰椎があり、最も多いのが腰回りに起こる腰椎椎間板ヘルニアです。
飛び出した椎間板が神経を圧迫するため、痛みや痺れが起こります。
特に腰回りには多くの神経が走っているため、他ヘルニアより激しい痛みを伴うことが多いのです。
頚椎は7つの骨から構成され前弯(前方凸の曲がり)を呈しています。
四肢を支配する神経が頚髄にあるため、いろいろな症状が出ます。
椎間板は非常に老化が早い組織で、10代初期から徐々に弱っていきます。
そのため、日常の動作や運動などでも椎間板ヘルニアの引き金になり、特に腰に負担がかかることをしていない人でも発症します。
その他、遺伝や喫煙、ストレスなども要因と考えられています。
特に最近注目されているのが、ストレスとの関係です。
老化によって誰でも髄核が椎間板から出やすくなるものの、症状が軽ければ通常は痛みを感じません。
しかし、ストレスによって脳内のホルモンのバランスが狂うと、たとえヘルニアが非常に小さくても痛みを強く感じるようになってしまうのです。
症状やヘルニアの状態にもよりますが整骨院でもしっかり治療をすることができます。
もちろん椎間板ヘルニアの場合、椎間板が突出してるものは元の位置に戻すことは手術でも難しく切除するほかありません。
ただ重度のヘルニア以外では、骨格や体幹の筋肉をしっかりと鍛えてあげることでそこから酷くならないように軽減することが可能になります。
なのでヘルニアだから手術をしないといけないのかと言う考えや、なってしまったから諦めて過ごそうとするのは非常に勿体ないですし自身の体にも良くはありません。
なので、諦めてしまう選択肢などをせずに今一度、自身の体のヘルニアの状態を確認して対策が打てるのであれば治療ができますので、
気になる症状がございましたら、お気軽に当院にご相談ください。
お電話ありがとうございます、
なかむら整骨院 寺田町院でございます。